白血球のバランスと副腎の働きが風邪を予防する

一般社団法人婦人科セラピー協会の有山です!

 

季節の変わり目になり、風邪を引きやすい方

体調を崩しやすい方が多くなってきていますよね。

 

そこで今回ポイントとなるのが

「白血球のバランス」

「副腎の働き」

「交感神経優位」

動画で解説していますのでご覧ください!

 

白血球の働きと割合

白血球には好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球があり免疫に関わります。

今回の「風邪」について関わってくる白血球は主に

リンパ球

ウイルスやがん細胞などにも働いてくれます。

免疫バランスにはもう一つ、好中球が関わっており

好中球とリンパ球の割合で免疫のバランス調整を行います。

 

好中球:リンパ球=2:1

 

このバランスが崩れた時に

ウイルスに対抗できずに風邪を引くと言われます。

 

バランスが崩れやすい人はどんな人か?

季節の変わり目によく体調を崩す人は

普段から免疫のバランスが崩れやすいと言えますよね。

そのような方には特徴があります。

それは普段から交感神経優位でいる方です。

 

✔︎ 睡眠が十分にとれていない、質が悪い

✔︎ 身体が硬く肩こり、首こり、腰痛などがある

✔︎ 冷えやすく、のぼせやすい体質

✔︎ 糖質を好んで食べ、コントロールができない

✔︎ 仕事や家事で常にバタバタしていて忙しい

✔︎ 朝スッキリ起きられない

など、交感神経が緊張しやすい環境や症状が出ている方が風邪を引きやすく

季節の変わり目に体調を崩しやすいです。

 

副腎の働きにも注目

交感神経が優位になりやすいときは

副腎の働きも注目していきましょう。

副腎からはコルチゾールが出ますよね。

血糖値を上げる、抗炎症、抗ストレスホルモン。

ストレスによってコルチゾールの分泌量が高まると

好中球も増えてきます。

生活で気をつけること

普段から副腎に対して負担をかけないような

生活環境や食事を改善していくことが重要です。

副腎が働くためにはビタミンCを摂取すると

回復も早く副腎疲労になりにくくなります。

もちろん、副腎に負担をかけやすい糖質の摂取は控えていくことや

睡眠をたっぷり取ること、

体が硬いだけでも交感神経は緊張してくるので、

日頃からの体のケア・メンテナンスも必要です。

 

まとめ

普段から交感神経優位の状態では

好中球の産生が増え、リンパ球の産生は減ってしまいます。

ウイルスと対抗してくれるリンパ球と好中球のバランスを整えていくには

交感神経優位の状況を改善していくことが重要です。

 

副腎から出るコルチゾールも好中球の産生を促してしまうので

副腎に負担をかけないように

ストレスを減らせる環境や食生活、ビタミンCの摂取や

睡眠の質を整えることが重要です。

 

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