子供が貧血だとお母さんも貧血

一般社団法人婦人科セラピー協会の有山です!

 

前回のブログで子供の鉄不足のサインについて説明しましたが

なぜ子供が鉄不足になってしまうのか?

原因が分かれば、早めに対応できますよね💡

 

結論から言ってしまうと

子供の鉄不足は「母親」がとても関係してきています。

まずは動画をご覧いただければと思います。

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妊娠期間中のお母さんの鉄不足

ファンクショナルマッサージ治療室では

妊活中のクライアントさんが9割来院する鍼灸院です。

妊活中の方の特徴として1番にあげられるものが

「鉄不足」

新宿溝口クリニック(または辻堂クリニック)や

オーソモレキュラー栄養療法を実施されている医療機関で

栄養解析を行なった患者さんのほとんどが

 

「フェリチンが不足している状態」

 

長年みているとそれを想像しながら結果をみます。

 

女性の場合、毎月生理があるので

鉄不足の方が非常に多いです。

 

その状態で妊娠するとどうなるでしょう?

胎児も成長するために鉄などの栄養素が必要になります。

 

すると、お母さんの鉄分はどんどん胎児の方へ。

そして出産するときの出血でも鉄分がかなり失われてしまいます。

 

出産後のお母さんの鉄不足

出産してから始まるのが授乳です。

母乳には栄養素がたっぷり含まれており

そこで赤ちゃんはお母さんの栄養素をもらい成長していきます。

 

そこでも鉄が赤ちゃんの方へと渡りますよね。

授乳期間中に髪の毛が抜けやすくなったり

めまいがしたり貧血症状が起こりやすいのはこのためです。

 

しかし、もともと鉄不足だった場合どうでしょう?

 

母乳にたっぷり含まれているはずの栄養素が

赤ちゃんにいかないと

赤ちゃんも貧血です。

 

そのまま成長していくと

どこかで鉄不足の症状が出てきます。

 

(鉄不足の症状については前回のブログをご覧ください)

 

子供なので症状が分かりづらい

子供の貧血は一般的に分かりづらいです。

イライラしやすいのも、片付けられないのも

成長期だから当然のことと思います。

 

ですがそれがずっと続いてしまっていたり

スポーツのパフォーマンスが落ちてきたり

集中力がなくなってきたり・・・

 

どこかで気になる症状が出てきたら

何かのサインだと思ってください。

 

子供だけでなくお母さんの状態も見直す

子供の貧血は子供だけをみるのではなく

お母さんの状態が非常に重要です。

 

子供が貧血だとお母さんも貧血の可能性が高いため

その状態で子供だけ栄養療法や食事改善を行なっても

あまり良い結果が得られません。

 

お母さんの状態がイライラしにくくなったり

心が穏やかになってくると

落ち着いて子供をみてあげることができます。

(2人目妊活にもとても有効です😄)

 

子供のことを一番に考えてしまうので

お母さんの状態は見落としがちなのですが

子供の貧血=お母さんの貧血

と言っても良いほどお母さんの状態がかなり重要なポイントです。

 

周りで悩んでいる方やクライアントさんにも

ぜひこのことを伝えてあげて

一人でも多くの方の悩みが解決できれば幸いです。

 

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